魅力
岡山県北部、美作地域にある鏡野町は岡山城の北約47.45キロメートルの地点に町役場があります。人口は12,145人、面積は419.7平方キロメートル。大部分を山と森林が占め、中央を流れる吉井川、西部を流れる目木川(白賀川)、東部を流れる香々美川、その周囲に広がる山々が鏡野町のスペクタクルを形作っています。
歴史
2005年に、奥津町、富村、上齋原村、(旧)鏡野町で町村合併が行われ、今の鏡野町が発足しました。合併の1年前には、40年間に渡って反対運動が繰り広げられてきた苫田ダム(日本初、世界初の技術も)が完成し、今では観光資源としても活用されつつあります。将来的には町の観光の中心になることも期待されています。
地域別
奥津温泉のある旧奥津町地域(中部)は、昔から全国的な知名度が高い地域です。最近では、二次元コンテンツ「温泉むすめ」のキャラクター「奥津かがみ」ちゃんが人気を集めています。全国各地からファンの方々が押し寄せ、奥津かがみちゃんグッズを取り扱う事業者さんも増加中。
旧富村地域(西部)は国道179号から離れているため、同じ町内でも特にオーセンティックな自然、文化が残っていると感じられる地域です。海外のお客さんで「田舎」目当ての方には特に喜ばれます。現在、風力発電の建設計画が進行中で、その影響も注目されています。
旧上斎原村地域(北部)はスキー場、トレッキングコースなどがあるアウトドア推しの地域。近年は雪不足に悩まされることが多く、さらに昨年の台風の影響で観光名所の「岩井滝」と「高清水トレイル」が使用できない状況が続いています。
旧鏡野町地域(南東部)は主に田園風景が広がっています。津山市へのアクセスが良好なため、仕事、外食、PLANT5に売ってないもの等はネットと津山市頼り。津山市は県内第3の都市なので、チェーン店もそれなりにあります。奥津温泉以北の方は鳥取県の倉吉市、旧富村の方は真庭市に行かれる方も多い印象。
観光
観光向けの施設は町の中心部を南北に走る国道179号沿いに集中していて、南の「院庄インター(津山市)」から北の「人形峠」まで片道約30キロメートル、時間にして約30分。車も信号も少ないため移動がスムーズです。途中、ゆるゆる温泉に浸かって、食事をしたとしても関西圏からなら日帰りでも十分にお楽しみいただけます!今のところは(≖ᴗ≖)。
今後
現在奥津湖に建設中のモンベルストアが2025年春にオープンします。町の健康づくり条例と併せて、町全体で健康のためのアウトドア活動を推進していく計画になっています。モンベルショップの集客数が全国平均で年間50,000人らしく、単純計算で町民の4倍のお客さんが来る見込みになってます。これにより、町のアウトドア活動がさらに促進される見通しです(あくまで予測です)。